Up ｢自己｣ 実体論 作成: 2025-12-19
更新: 2025-12-19

    ChatGPT の文脈整合的なテクスト生成は，アルゴリズムとパラメータ値の産物である。

    パラメータ値は，"Training" でつくられた。
    最初のシステムが，文脈整合的なテクストを生成するシステムになった。

    ただし，「システム」を個々の機器で考えると，システム論ができない。
    そこで，「システム」を形式で考えることにする。
    すなわち，｢式｣ として考える。
    式の呼び名は，｢機能｣ である。


    ここに，実体論の形
    　　式 → グラフ　(現象の前に式なので，式=実体)
    が出来上がる。

    システムを，｢生成主体」と呼んで実体化する。
    テクストはこのシステムがつくるから，
    　　「生成主体がテクストをつくる」
    となる。


    ｢生成主体｣ は，式である ｢機能｣ に対する一つの呼び名である。
    本論考は，「自己」と呼ぶことにする。
    よって，こうなる：
    　　「自己がテクストをつくる」

    「自己」のことばを用いるのは，脳を「自己マシン」と見ることによる。