"コタンの会" の決め詞「発掘された遺骨の所属するコタンの構成員であるアイヌあるいはその子孫」は,自分らが遺骨権者であることを相手に認めさせようとするものである。
しかしこのレトリックは,つぎのようになっている:
これを相手に認めさせることは,
即ち,自分らが先住民であることを相手に認めさせること
実際,「発掘=過去」と「構成員=現在」をつなぐ格好の「コタン」は,「コタン=継続」でなければならない。
即ち,コタンはずっと続いているものである。
和人は,先住民アイヌを無視して,コタンを我が物にしている。
和人は,アイヌの先住権を認めねばならない。
──とロジックは進む。
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コタンの会「新ひだか町から持ち去られたアイヌの遺骨について知る、感じる、考える」
(https://kotankai.jimdo.com/app/download/12421652787/20180422.pdf)
コタンの会とは?「コタンの会」は次の3つの役目を果たします。
‥‥‥
・アイヌが古来もっている権利=「先住権」について学び合いの場をもうけます。
とりわけ日高地方各地でコタンを復活/再生させ,先住権の回復に努めます。
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