Up 「遺骨供養」キャンペーン : 要旨 作成: 2018-08-06
更新: 2019-01-04


    「遺骨供養」は,学界の総懺悔をマスコミを通じて世に曝すことを目的とするものである。
    実際,この「遺骨供養」は,遺骨供養といえるものではない。
    なぜなら,アイヌには「遺骨供養」の概念などそもそも存在しないからである。

    存在しないものを存在しているふうに装う。
    これは欺瞞である。

    欺瞞がまかり通るのは,これがイデオロギーのすることだからである。
    イデオロギーは,目的のためには手段を選ばないというものである。
    手段は目的によって正当化されるのである。

    "アイヌ民族" イデオロギーにとって,アイヌに「遺骨供養」の概念など存在しないという事実は,どうでもよいことである。
    「遺骨供養」を持ち出せば,学界とマスコミを従わせることができる。
    よって,「遺骨供養」は手段として正当化されるのである。