Up | 「保護」獲得計略 : 要旨 | 作成: 2017-01-24 更新: 2017-01-24 |
アイヌは,過去のものである。 いま,「アイヌ」を自称する者── "アイヌ" ──がいる。 アイヌは過去のものであるから,この自称は僭称・ 一般に,騙りをする者は,騙りを正当化する理屈・イデオロギーで立つ。 実際,騙りをする自分を正当化しなければ,自分そのものが保たない。 "アイヌ" は,"アイヌ"イデオロギーを以て "アイヌ" である。 "アイヌ"イデオロギーは,つぎが原型になる:
このイデオロギーは,使えない。 アイヌ系統者は,既にすっかりシャモの中に拡散している。 自分の「この指とまれ」に集まってくるのは,数人,よくて十人単位である。 「虐げられしアイヌ同胞」どころか「アイヌ同胞」のところでポシャってしまう。 「団結してシャモを打倒し,自らを解放せよ!」など何をねぼけたことを言っているのか,となってしまう。 要点は,「この指とまれ」は,やってはだめだということである。 これをやると,人数のショボさが暴露されてしまう。 そこで,最初から「アイヌの代表」を僭称してしまう。 そして,「アイヌの代表」を僭称する者たちが集って,「アイヌの組織」を立ち上げてしまう。 アイヌ系統者は既にすっかりシャモの中に拡散しているわけであるから,この「アイヌの組織」は虚偽である。 しかし,「アイヌの代表」を自任する思考回路は,自分たちが「アイヌの組織」をつくればそれは本当にアイヌの組織だと思うのである。 こうして,「シャモに虐げられているアイヌ同胞」と「団結」が,立った。 「シャモに虐げられているアイヌ同胞」「団結」を,うまくぼやかすことができたわけである。
「シャモに虐げられているアイヌ同胞」「団結」をクリアできたら,続けて「シャモを打倒し,自らを解放せよ」の部分の修正に進む。 この修正は,結局つぎのようになる:
即ち,"アイヌ"イデオロギーは,解放イデオロギーから特権イデオロギーに変わる。 "アイヌ"イデオロギーの歴史は,解放イデオロギーから特権イデオロギーに変わっていく歴史である |