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読売新聞 道南版, 2020-02-04
迫力のアイヌ神話大雪像
さっぽろ雪まつり 大通など きょう開幕
「第71回さっぽろ雪まつり」は、札幌市東区のつどーむ会場に続き4日、中央区の大通、すすきの2会場で開幕する。
記録的な雪不足で雪像制作が難航したが、初めて羊蹄山山麓などの遠隔地まで雪集めに奔走するなど、自衛隊やボランティアが懸命の作業を行ってきた。
メインの大通会場には、高さ10メートルを超える大雪像5基を含む計119基が完成している。
大通4丁目には、アイヌ神話に基づく大雪像が登場。
道内では4月、白老町に「民族共生象徴空間(ウポポイ)」がオープンする。
大通10丁目では「ミニSL」が雪のトンネルを走る。
11丁目には12か国・地域の人たちによる雪像とともに「国際グルメストリート」が並ぶ。
開催期間は3会場とも11日まで。
大通4丁目にはアイヌ神話をモチーフにした大雪像が完成。夜には映像と音楽によるプロジヱクションマッピングも行われる (3日午後撮影) |
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読売新聞, 2020-02-05
アイヌの神話
大雪像に投影
「第71回さっぽろ雪まつり」が4日、メイン会場となる札幌市中央区の大通公園などで開幕し、日没後は純白の大雪像に映像を投影するプロジェクションマッピングが観客を魅了した。
4丁目会場のアイヌ神話をモデルにした大雪像 (高さ12メートル、幅20メートル、奥行き15メートル) で行われたプロジェクションマッピングは、アイヌ民族に伝わる人文神「アイヌラックル」の誕生秘話を、約3分間の映像に音楽や語りを交えて幻想的に再現。訪れた家族連れらは神話の世界に引き込まれていた。
大通公園では約1.5キロにわたって雪像のライトアップが行われている。雪まつりを初めて見に来たフランス入学生のピエール・ジュアンさん(24)は「こんなスケールの大きいイベントは見たことがない」と、大雪像に感嘆していた。
「アイヌ神話」をイメージした大雪像で行われたプロジェクションマッピング (4日午後5時46分、札幌市中央区で) =佐々木紀明撮影 |
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以上の内容は,「アイヌ政策推進交付金」の交付対象事業 (交付金額1億円) として行なっているものである:
2019-10-01 読売新聞 (北海道版)
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