Up 「Macintosh HD」の寿命がきたことが疑われるトラブル 作成: 2013-06-20
更新: 2013-06-20


    「Macintosh HD」の内蔵ハードディスクを数年使い続けていて,つぎの症状が現れたら,ハードディスクとしての寿命がきたと思うべきである:
    • アプリケーションソフト使用中,動作が滞る
    • ファインダの動作が滞る
    • システム終了に時間がかかる
    • 起動に時間がかかる

    上記のトラブルでは,システムのオフ・オンをやりたくなり,そして何度も繰り返すことになりやすい。
    しかし,システムのオンとオフは,「Macintosh HD」に負担をかける。
    (オン,オフでは,「Macintosh HD」のファイルへのアクセスがあり,またファイルの更新がある。)
    「Macintosh HD」の寿命がきているときは,死に急速に近づけることになる。
    よって,これは絶対にやってはならない

    これと同じ理由で,ファイルシステムや各種ファイルをいじることになる「あの手この手」は,すべて絶対にやってはならない


    この場合考えるべきはただ一つで,それは:
      《「Macintosh HD」をできるだけ刺激せず,
        その中身を速やかに別のハードディスクに移す》

    対処法は,つぎのようになる:

    1. 内蔵ハードディスクの増設ができる機種の場合
      1. 内蔵ハードディスクを購入 (以下「A」と呼ぶ)
      2. 「A」を増設
      3. 「Macintosh HD」を丸ごと「A」にコピー
      4. 「Macintosh HD」を外す──「A」が「Macintosh HD」になる
      5. OS をインストールする

    2. 内蔵ハードディスクの増設ができない機種の場合
      1. つぎの2つを購入:
        • 内蔵ハードディスク (以下「A」と呼ぶ)
        • 内蔵ハードディスクを外付けハードディスクに替えるアダプタ
      2. 「A」を外付けする
      3. 「Macintosh HD」を丸ごと「A」にコピー
      4. 「Macintosh HD」を外し,「A」を装着──「A」が「Macintosh HD」になる
      5. OS をインストールする