Up 2021-12-06 : <執着>について 作成: 2021-12-06
更新: 2021-12-06


    このページの一つ前で,つぎのように書いた:
      ♀に関して不思議なことは,鏡像に対するアクションが,実験観察 Part1 のときからずっと同じということである。
      即ち,「進歩」が無いのである。

    これをどう解釈するかだが,一つ考えられるのが:
      「<執着>のトラップに嵌まっている」


    数学の歴史では,見掛けがシンプルなのにどうにも解けないという問題が登場し,その都度,これに嵌まって精神を病んだり一生を台無しにする者が出て来るとか。
    例えば,結局は解けたが,ユークリッドの第5公準問題,4色問題,フェルマー予想,ポワンカレ予想などは,このタイプの問題である。
    物理学だと,大統一理論に嵌まって廃人になってしまった者が,あるいはいるかも知れない。

    鏡像に対する♀のアクションを見ていると,これが連想されてくるのである。
    この観察実験が慎重を要すると思う所以である。