Up | 世界恐慌 : 要旨 | 作成: 2020-04-10 更新: 2020-04-10 |
恐慌には,<バブルがはじける>タイプと<パニック>タイプがあるというわけだ。 <バブルがはじける>は,物理である。──バブルは膨らみ続けることはできない。 そして<パニック>の方は,心理。 パニックの行動様式は,「逃げる」である。 恐さに 集団パニックだと,将棋倒しをやって自滅する。 この度の「新型コロナ」もこれであって,「自粛」パニックで自滅するというわけだ。 パニックは,恐がっているものへの無知が,もとである。 無知がもとである臆病に駆られ,パニックになるわけである。 無知がはびこるのは,これを都合よいことにして商売する者がはびこるからである。 さらに,その者たちが世の中をリードするようになるからである。 医療・衛生産業とこれの利権 (政治を含む) が,それである。 彼らは,ひとを病院に通わせ,薬剤 (もどき) を買わせるためのプロパガンダと情報操作をせっせとやってきた。 ひとは,「受け入れる」という選択肢を忘れ,「忌避」一辺倒になる。 「自分で考え・行動する」という選択肢を忘れ,「指示待ち」一辺倒になる。 よって,上の者が「危険」を口に出すや,一気にパニックモードになる。 緩衝機能を働かすものが何にも無いのだ。 指示待ちする無知は,幼児レベルにまで落ちていく。 無菌プロパガンダが浸透している彼らは,菌とウィルスの区別もつかないから, 「マスク・手洗い・雑巾がけ・薬剤散布」プロパガンダにもすぐ洗脳される。 しかしこれを見せつけられると,逆に<パニック>の破壊力にただただ感心するほかないというふうにもなる。 また,パニック型恐慌は存外簡単に起こるものだということを,教えられる。 実際,「三本の矢」だの「観光立国」だの「財政の健全化」だのは,ぜんぶ吹っ飛んでしまった。 現内閣は,一躍「国の借金を増やした内閣」の歴代最高になってしまった。 「V字回復」が唱えられているが,これは見込みようがない。 ひとは,《政治に何とかしてもらう》に傾斜する一方である。 財政支出も増えるばかりである。 自然災害被災への手厚い手当の恒例化・年中行事化があり,そして今回の「自粛」がはじまりとなって,インフルエンザ流行への「自粛」対応の恒例化・年中行事化が加わることになったからである。 実際,これまでのインフルエンザも,感染者を毎日掘り出していたら,「医療崩壊のおそれ」の数字になるのである:
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