Up 規制と規制緩和 : 要旨 作成: 2024-09-11
更新: 2024-09-11


    ある事を規制するのは,「規制が無いことで不具合が生じる」になったである。
    しかし規制すると,今度は「規制が有ることで不具合が生じる」になる。
    そこで,規制をやめる (「規制緩和」)。
    すると再び,「規制が無いことで不具合が生じる」になる。

    規制と規制緩和は繰り返される。
    規制が無いことは功罪相半ば,規制が有ることも功罪相半ば,だからである。

    物事は,功罪相半ばである。
    ゆえに「中庸」が説かれる。
    しかし「中庸」は,人間には難し過ぎる。
    人間は,二極の間を行ったり来たりの振り子であるのみ。


    中庸は無理でも,「人間は振り子であるのみ」を達観することはできる。
    方法は,「温故知新」。

    ということで,主食米の規制の歴史をここで振り返っておく。