デザイン/商品経済の気分・価値観は,これに対置されるものを考えることで,相対化される。
デザイン/商品経済の気分・価値観に対置される気分・価値観は,つぎのように諭す:
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「デザイン/商品経済は,生きるために付き合わねばならないものである。
ひとは,この付き合いの行動様式を<当然>にしてしまう。
そして,この行動様式を奉じる倫理感/道徳をつくる。
実際には,この行動様式は,相対化されるべきものである。
人には,もっと大事にしなけらばならないものがあり,そしてこの大事に対する認識・理解を以て,デザイン/商品経済と距離をおく思想をもつことができねばならない。
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商品経済に対する<聖域>は,この気分・価値観の保守・開発を役割とする。
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