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e教育力の一体性──必要能力の不可分性
作成: 2002-10-26
修正: 2003-01-22
既に
「e教育」の構成内容
を見てきましたが,これらは「分業」という形で実現することは困難です。理由は:
各実行プロセスは小規模で,前後が連続している。
授業者が企画し実行する授業および授業コンテンツは,きわめて個性的。
他人が授業者の意図を理解し,授業コンテンツを授業者の意図通りに作成することは,困難。
授業者は,授業の結果を省みては,授業コンテンツや授業システムの作成・改良・修正が恒常的にできることを欲する。
結局,分業やアウトソーシングは,効果・効率・経済の点で,決してペイしない。
したがって,e教育の実践においては,授業者はすべての局面を多かれ少なかれカバーしていることを余儀なくされます。
特に,e教育者は「教育者」と「(ウェブ・コンテンツ) オペレータ」の両方を兼ねねばなりません。「教育者」の方だけを取ることはできません。
e教育者は「多才」を余儀なくされます:
学術的専門性
教育
教育方法
学生を熟知
ITリテラシー
コンピュータ
情報通信ネットワーク,インターネット,WWW
インターネット・アプリケーション
ホームページ・メーキング
サーバ
データベース
システムの保守・管理
デザイン
ひとを引きつけるデザイン
情報デザイン
ユーザ・インタフェース
経営能力
コース
学生
プロジェクト
ビジネス戦略