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クライアント-サーバ間セッション中の「状態」の管理
作成: 1999-01-23
修正: 2000-01-30
I
C
S
U
の場合のようにユーザへの個別対応を実現するためには,「ページを条件にしたがって生成する」ことが必要になります。そしてこの場合,「状態──どのユーザがどんな権限でこのページにアクセスしてきたか」を知る必要があります。
しかし,WWWでは,クライアントからサーバーへの接続はそれぞれ独立したイベントであり,過去のイベントとのつながりはありません。
ここに,「クライアント-サーバ間セッションにおける"状態"の管理」という問題が生じます。
I
C
S
U
では,「状態の管理」を,つぎのような方法を組み合わせて行っています:
ユーザの特定を,変数 $PHP_AUTH_USER,$PHP_AUTH_PW の値のチェックによって行う。
ユーザの権限を,データベースに照会して知る。
ユーザの権限,アクセスしている科目の特定を,Cookie を用いて行う。
Post を使って,ユーザおよび科目に関する情報をページ生成プログラムに渡す。
ページ生成プログラムは,PHP スクリプトです。(CGI プログラムは使用していません。)