English
色々なオプションの用意
(ページ作成:1997年)
ホームページの中のいくつかの箇所で述べていますが,わたしにとって「WWWオンライン・クラス」は,「Internet/WWWを使って何ができるか?」といった意識から出てきたものではなく,数学教育の困難──学習者における数学理解の困難,そして数学離れ──の打開の方法として求められたものです。
わたしの考えでは,この「数学教育の困難の打開」はわかりやすい教材の実現にかかっています。そして数学的主題のビジュアル化によってこのわかりやすさは実現されます。
このとき,わたしにとってまさにタイムリーに,数学的主題のビジュアル化を可能にするメディアおよび教材を学習者に届ける通信手段として,それぞれ「マルチメディア」と「インターネット」(特に,「WWW」)が登場してきました。
こういうわけで,「数学教育の困難の打開」という課題が先ずありました。そして「WWWオンライン・クラス」は,課題を「情報化」という形で解決しようとするときのオプションの一つです。
これまでの「授業」の
は,その他のオプションの例です。
「数学教育の困難の打開」では,可能なオプションを「適材適所」の考え方で広く採用するという姿勢が大切です。
「マルチメディア・プレゼンテーション」の方は,プレゼンテーション設備が岩見沢校に導入された 1996 年から開始できるようになりました。(岩見沢校のディジタル・プレゼンテーション設備)
しかし,遠隔ビデオ授業(特に,衛星通信の利用)の方は,まだ手つかずで残っています。これも今後の実践課題と定めています。