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マイペースの学習
- WWWクラスの学習シーンは,「インターネットにつながったパソコン上での自学習」です。したがって,
	
	- 自分に都合のいい時間に,
	
 - 自分に都合のいい場所で,
	
 - 自分のペースで,
	
 
学習することができます。
 - リアルタイムの授業では,ストップやバックさせたりということが困難です。実際,学習者が随意にストップやバックを要求しだしたら,いまの授業はもちません。
しかし,多くの場合,授業内容をリアルタイムに理解していくということは至難のことです。
	
	例えば,大学での数学の講義の場合,リアルタイムに理解できる人は,ごくごく少数の特別な能力の持ち主です。
	
そこで,数学の講義の伝統的風景は,受講者が板書の筆記にせいいっぱいというものです。とうぜん理解が留守になります。しかしだからといって筆記をやめて聴きにまわっても,講義内容は容易にアタマから抜けていきます。
	
学生は,数学の授業に対し苦痛と絶望,あるいは憤まんを抱いています。
	
	
また,精神集中で講義を聴くのにも,生理的に無理があります。「せいぜい20分」という統計もあるくらいです。
 - WWWの上のオンライン授業は,脱リアルタイムです。わかりにくいところを時間をかけて理解につとめたり,前にもどったりと,マイペースで学習できます。
	
	もちろん,このような学習ができるためには,教授/学習材が懇切ていねいにつくられている必要があります。