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経過の概要
作成: 2001-10-12
更新: 2002-04-29
現在の「情報デザイン力/e教育力育成を指向した数学教育コース」に至った経緯を簡単に述べると,つぎのようになります。
教育に「情報デザイン力/e教育力育成」の視点を導入することの必要感,「情報デザイン力/e教育力育成」の構想,「情報デザイン力/e教育力育成」の理論構築
「授業設計=情報デザイン」のとらえ方から,「教師=情報デザイナー」
「情報デザイン=情報のマルチメディア化」のとらえ方から「教員養成課程での教育=e教育力育成」(ただし,「e教育」=「情報デザイン指向・非同時・ウェブペースの教育」として)
この立場は,学校教員養成課程の学生の進路多様化状況にフィット
学校教員養成課程も,社会への人材供出を「人材」の広い意味で考えなくてはならなくなっている。
「変化の時代」に必要な人材像として,「情報デザイナー/e教育者」をここに提案。
授業形態の導出
自分の担当する授業において,実践を始め,実績を積むことを計画。
授業の条件の違いにより,異なる授業方法が必要。──つぎの二つの授業形態で臨む:
受講生が多く「一斉授業」が唯一の形態となる授業は,ウェブページのディジタルプレゼンテーションの形で行う。
教材の品質を高める
数学的主題のデザインのデモンストレーションを通じて,「情報デザイン」を暗黙に主題化
ウェブベースの自学習環境を整備する
理由:
授業の中で学習内容を身につけるのは不可能
ディジタルプレゼンテーションでは授業進行が速くなる
受講生数があまり多くなく,ウェブベースの学習システムの上で実習を課すことが可能な授業では,「ウェブコンテンツ制作&プレゼンテーション」を形態とする課題解決型授業を行う。──教科の主題理解と情報デザイン能力の伸張が同時に達成されるよう授業設計する。
課題は,つぎの2タイプ:
指導案と作成と,これのプレゼンテーション
授業材の作成と,これを用いて模擬授業をパフォーマンス
ウェブベースの自学習&ワーキング環境を用意
ワーキングの場,プレゼンテーションのプラットフォーム。
課題制作はコンピュータ上の作業になる。この作業に要する技術をすきまなく明示
教科の主題内容(意味,理解の仕方)を課題制作の過程で常時参照できるようにする。
セミナーでは,異種学校合同の研究発表会 (CGコンテンツ発表) への参加,岩見沢市主宰双方向遠隔授業プログラムへの参加,岩見沢市内小学校での研究授業の実施,英語プレゼンテーション,その他に学生を取り組ませ,企画,コンテンツ・メーキング,プロダクト・アウト,仕事達成責任を,実践的に学習させる。
ウェブベースで,授業の管理・運営システムを構築(「コースのインフラ」の位置づけで)
授業の管理・運営システムを,自学習システムと連携する形で,ウェブベースで構築する。
ウェブサーバー(Apache) + ページ生成スクリプト(PHP) + データベース(PostgreSQL)
自分の担当する授業において実践 (
授業科目
)
教授/学習ホームページ:
http://m.iwa.hokkyodai.ac.jp/school/
自学習用教材は,主に
http://m.iwa.hokkyodai.ac.jp/mathedu/
以下にあるページへのリンクで構成したもの。
「ICT による教育革新」の立場からの実践いろいろ