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教材づくりと情報デザインの関係
作成: 1998-07-02
更新: 2001-07-21
教材は,学習者が咀嚼できてはじめて教材であり,したがって学習者依存です。ここに「情報デザイン」が主題化されることになります。
教材は,つぎの条件を満たしていなければなりません。
魅力がある(学習者をひきつけて,飽きさせない)
学習しやすい(学習者を疲れさせない)
わかりやすい
内容がまちがっていない
内容が授業目的と合致している(難易度,専門性が適当)
このような教材を作成できるためには,つぎの能力が必要です:
「魅力」を実現するノウハウを知っている
教材をどのように構成すると学習しやすいかを知っている
ひとの「わからない/できない」やつまずきがわかる(理由を理解していて,対処法を知っている)
指導内容に関する専門性
このうち最初の二つが「情報デザイン」のテーマとかかわります。
「情報デザイン」は,強力なメディアが得られるほど有利になります。そして今日,ITが強力なメディアをもたらしています。
「後は授業者のデザイン力とツールを使うスキルにかかっている」という感じになりつつあります。