- 個々の生涯学習教育コースを特徴づける切り口として，「授業内容」と「コース種別」(正規コース/リカーレント/公開講座) の他に，今日ではさらに「授業メディア」を加えることができます。
- 実際，「授業メディア」の切り口からは，オンサイトとオフサイトの区別や，マルチメディア，デジタル・プレゼンテーション，ＷＷＷベースのオンライン・スクール，サテライト・スクールといったこと/ものが，主題にのぼるようになります。
- 現在，授業メディアの選択はまだ授業者まかせの段階にあります。個人的な試み・活動にとどまっているのは，生涯学習教育のマーケットがまだ生まれていないからです。
生涯学習教育がマーケットで「買われる」ようになれば，優勝劣敗が起こり，これにともない「コース種別-授業内容-授業メディア」の関係に一定の形が現れてくるでしょう。
- 特に，大学の従来型の講義（黒板を背にした，視覚的に貧しいあの授業）は，これからの時代，「商品」として出していくことはできなくなります。
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