- 公開講座,リカーレントでは,「集客」が課題になります。そしてこの課題の中に,「授業の広報」の課題があります。
- 授業の広報のメディアとしては,つぎのようなものが挙げられます:
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プッシュ型 |
待機型 (検索型) |
相手不特定
| 相手特定
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前インターネット |
新聞(全国紙地方版,地方紙)
地域自治体の広報誌
地域FM,地域CATV
ポスター
新聞の折り込みちらし
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ダイレクトメール
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− |
インターネット |
− |
eメール |
ホームページ |
- ここで「待機型(検索型)」の意味は,つぎのような形の情報提供を実現しているということです:
あるテーマの授業を受けたいと思う人が,授業リストにアクセスし,主題,日時,場所等に関して都合のよい授業をそこに見出す。
- 授業の待機型(検索型)型広報は,インターネットによって可能になりました。実際,インターネット以前には,検索型の情報でつねに座右に置いてもらえたのは,電話帳,時刻表といった類のものです。
- インターネットの場合,「プッシュ型で相手不特定」タイプのものはありません。特に,インターネットで他のメディアを代用できるわけではありません。
- ホームページによる広報には,大学のホームページや地域情報提供のホームページを使う以外に,公開講座・リカーレント授業を全国的にデータベース化しているホームページ(例えば「e-kouza.net」)を利用することができます。
- 上に挙げた広報メディアには,つぎのような得失があります:
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得 |
失 |
前インター ネット |
新聞(地方紙 全国紙地方版)
| コストがかからない
相手の目にとまる確率がわりと高い
| 1回きりの発信
情報量も小さい
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地域自治体の 広報誌
| コストがかからない
相手の目にとまる確率がわりと高い
| 1回きりの発信
情報量も小さい
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地域FM 地域CATV
| コストがかからない/低コスト
複数回の発信が可能
| 相手に届く確率が低い
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ポスター
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| コスト高
掲示場所の獲得が簡単でない
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新聞の 折込みちらし
| 相手の目にとまる確率が高い
多くの情報を伝えられる
| コスト高
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ダイレクト・ メール
| 確実に相手の目にとまる
多くの情報を伝えられる
| コスト高
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インター ネット |
eメール |
コストがかからない
| 送信先の獲得を先行して行う必要
(メーリングリスト等)
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ホームページ |
コストがかからない
| 相手のアクセスが頼み
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- 中小都市の大学の場合,オンサイト授業(大学で行う授業)への集客に対し待機型広報は効果薄です。プッシュ型の広報を,それぞれの得失を考えて,じょうずに活用することが必要になります。
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