- 生涯学習教育は,マーケットと大学の企業力の両方をきちんと押さえ,あくまでも合理的に運営する,という姿勢が重要です。
- しっかりしたビジョンと企画なしにただムードに流されている,といった体(てい) はいただけません。余力もないのに集客を見込めない(したがって利益の見込めない)コースを運営し,スタッフをいたずらに疲弊させるようなことをしたら,競争的な環境では命取りになります。
- 「生涯学習教育」のテーマに対するわたしたちの態度決定の形は,「するか・しないか」ではありません。「何をどのようにするか」です。
特に,いまはまだ自立経営の意識の希薄な国立大学の場合,アリバイ的に本数をそろえているような感じで「大学公開講座」を漫然と開いていないかどうか,自己点検してみてもいいでしょう。
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