Up 「チープ」は「遊ぶ」の本質 作成: 2007-11-19
更新: 2007-11-19


    ひとは,生きることを「ゲーム」にする。
    ゲームをつくり,ゲームで「遊ぶ」ことを生きる意味にする。

    ひとは,「遊ぶ」(「ゲームをする」) ためのものをつくる。
    人工物は,ひとが遊べるようにするためのものである。

      ひとは自然とは遊べない。 遊べるようにするために,人の手を入れる (人工的な自然に変える)。


    人工物はチープであり,自然に感じるインテリジェンスを欠く。
    このチープは,遊べるための要件である
    特に,「チープ」は「遊ぶ」の本質である。

    ひとの生きる形が「遊ぶ」であるから,「チープ」は良い悪いの問題ではない。 ──人は,自分と等身大のものをのみ,自分のものにできる。 人が行えることはチープであるから,これに応え得るものもチープでなければならない。