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教科教育との関係
作成: 1999-03-25
更新: 1999-03-26
メディアリテラシー育成教育と教科教育との関係については,つぎの2通りがあります:
メディアリテラシー育成教育を教科教育の中に埋め込む
メディアリテラシー育成教育を教科教育の外に別枠で設ける
実際,「メディアリテラシー」の各主題の特性と教科の特性によって,この2つの方法を使い分けることになるでしょう。
しかし,「メディアリテラシー育成教育を教科教育の中に埋め込む」というやり方が,「メディアリテラシー育成教育」の主旨からいって自然なやり方になります。
各教室にネットワーク・コンピュータがあり,いろいろな教科のいろいろな問題解決において上手にこれを活用するというのが,自然で望ましい姿です。
「パソコン室でのメディア授業」というのは,(少なくとも小学校においては)よいアイデアではありません。
例
「WWWを使った情報のゲット」という主題は,例えば「理科」や「社会」の授業の中で自然に扱えます。
しかし,現状では「数学」との相性はよくありません。
「仕事を省力化/効率化するためのプログラムの作成」という主題は,「数学」の授業の中で比較的容易に扱えます。