Up 自分の<いま・ここ>で授業設計 作成: 2008-03-03
更新: 2008-03-03


    教員は,(教科にもよるが) 教科の内容に関する自分の専門性を高める勉強には,概して不熱心である。

    彼らが勉強しないのは,
      「生徒に授業する内容なら,専門的な勉強は必要ない」
    と思っているからである。そして,
      「授業内容程度なら,自分は知っている」
    わけであるから,
      「授業づくりは,自分のいまのアタマで十分」
    となる。

    授業をつくるとき彼らが目を通す本は,生徒が使う教科書。
    これは,彼らが生徒と同じアタマで授業をつくっているということである。


    このように,教員は自分の<いま・ここ>に自足する。
    ──すなわち,モンスターになる。