Up モンスターが「顧客」「人権」で守られる 作成: 2008-03-11
更新: 2008-03-11


    商売では,<子どものまんま>の者も顧客である。
    顧客は,「すべてよし」の存在。
    <子どものまんま>の者も,すべてよしである。
    <子どものまんま>の者は自分がよしとされるので,<子どものまんま>を続ける。

    子どもは子ども扱いされるのではなく,顧客扱いされる。
    子どもの顧客扱いは,「子ども扱い」の今日の形になっていく。
    昔の子ども扱いは,顧客扱いではないので,いまは人権侵害になる。
    特に,子どもを叱る者は,人権侵害の廉(かど)で,他から叱られたり罰せられる。
    ──例えば,今日,教員は生徒を叱れない。

    そして,子どもの顧客扱いのドライブに,「少子化」が加わる。
    例えば大学は,<子どものまんま>受験生に選ばれる大学になれるよう「改革」する。 <子どものまんま>学生への各種サービスを,自分のところの売りにする。
    こうして,<子どものまんま>は,大学も素通りする。