問題の捉え損ねと対応措置の間違い | 作成: 2006-07-29 更新: 2012-02-02 |
実際,教育では,的外れな考えが妥当である思い込まれ,本末転倒な教育施策に及ぶということが,よくある。 これの多くの場合,原因と結果,内包と外延,必要条件と十分条件,治療と対症等の間での混同が起こってる。 これらをきちんと整理し,適切に問題構成するためには,「研究」というスタンスが必要になる。 「<独り>ができないための私語」についての巷の浅薄な議論には,典型として, つぎの2つがある: これは,つぎの喩え (同型 isomorphism) を用いればわかりやすいように,本質を外した議論であって,端的にナンセンスである。 実際,このような議論は,つぎのことを説明できない: |