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「授業評価実施」のコスト・パフォーマンス計算
作成: 2010-02-11
更新: 2010-02-11
「学校教育改革」者が「授業評価」を唱えるのは，教員の優劣評価を行おうとしてである。 このとき彼らが考えていることは：
報酬システムを，＜がんばっている・がんばっていない＞に応じたものに改める。 そうでないと不公平であり，がんばっている者がこの先もがんばろうとはしない。がんばろうとする者も，出てこない。
劣った教員が，がんばるようになる。
劣った教員が，自ずと辞めていくようになる。
劣った者が教員になることの抑止になる。
しかし，これを実現する整合的な評価システムをつくることは，不可能である。
不可能をやるわけであるから，ひどいコスト (時間と労力) をかけることになり，得失の失の方がはるかに大きくなる。 結局，「
なんでこんなことをやっているんだ !?
」模様になる。