Up | 「学校教育改革」の素人考え : 要旨 | 作成: 2010-02-08 更新: 2010-02-08 |
この「失敗」には,軽微・重度の違いがある: ダメなことをやってしまうのは,ダメなことがわからないからである。 ダメなことがわからないで「改革」を唱え,ダメなことがわからないでこれに追随する。 はじめは「これはダメではないか?」の感じを抱いても,やがて集団心理でだまされてしまい,これに乗っていく。 ダメであることがわからないのは,素人だからである。 これに尽きる。 素人は,自分が素人であることがわからない。 自分が唱えることに周りがついてこないのを,周りの者のせいにする。 「あいつはダメな奴だ」というふうにである。 失敗して,「ダメな奴」は自分の方であることがわかる。 この意味で,ひとは失敗から学び,失敗して成長する。 問題は,失敗が軽微の段階で押さえられなくて,重度に進む場合である。 よって,「学校教育改革」の素人考えがどのようなものか・どのようなタイプがあるかを知っておくことは,重要である。 ということで,「素人考え」についてここで論考してみる。 |