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バーチャル・スタジオ
作成: 1999-03-17
修正: 1999-04-16
バーチャル・スタジオ
「双方向遠隔授業システム」の基本モジュールとして
双方向遠隔授業システムによる授業(以下「遠隔授業」)は,講師が話しをしている画像の発/受信という形では,一般に成立しません (特に,実験系の授業やイメージを多用する授業など)。「主題/学習内容の視覚化」に努めることが,オンサイトの授業の場合よりもはるかに重要/必要になります。
このとき,「視覚化」の作業に多大な労力を費やされることになると,「遠隔授業」は授業者から敬遠されるものになります。また,授業者が「視覚化」の作業を怠ると,「遠隔授業」は学生に対する授業(すなわち,学生が受容できる/受容しようと思う授業)ではなくなります。
したがって,視覚的教授/学習材の良質化と制作の効率化/経済化を同時にもたらす発信系ツールが,「双方向遠隔授業システム」の不可欠の要素になります。「バーチャル・スタジオ」は,このようなツールの最も基本的なものとして位置づけられます。
註:
情報デザインは発信にまで至ってはじめて一つのプロダクト・アウトになります。
このとき,発信の方法にはインターネット系とTV系があります。そして,「バーチャル・スタジオ」はTV系の発信設備になります。
発信設備としての「バーチャル・スタジオ」の意義は,デジタル処理を方法とすることによる,作業と資源の経済化,そして発信コンテンツの良質化/高品位化にあります。