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片磐・斜坑運搬
作成: 2023-12-19
更新: 2024-01-31
黒田 (1936), pp.523
片磐運搬用としては逆転エンドレス、局部採炭用又は掘進用として 5〜10 HP の小型捲を使用して居る。
斜坑主要捲は全部コース捲で通洞地並に捲下し,之より単線架空式電車により各坑よりの出炭を全部通洞を経て選炭場に運搬している。
‥‥‥
炭車はその容積 2.22 m
3
で、容量2.0tの鉄製であるが、一部従米の木製炭車 (0.7t) をも使用して居る。
戦後
シャットルカーによる石炭の運搬
鋼枠による施枠,ベルト坑道
メージャーリングホッパー自動積込装置
産炭積込 (往復給炭式にして,一往復で2車を一杯にする)
引用文献
黒田近雄「三井美唄炭礦の現況に就て」, 日本礦業會誌 No.615, 1936