Up | 「ただの風邪」発言 | 作成: 2020-05-21 更新: 2020-05-22 |
「ただの風邪」は,ヒトコロナウィルスによる。 「新型コロナ」は,「ただの風邪」のコロナウィルスの新型である。 つぎに,「感染者が23万3142人、死者が1万5633人」は,「ただの風邪」レベルをはるかに超えるものなのか? ブラジルの総人口は,2019年に 2億1015万。 よって「死者が1万5633人」は,「10万人のうち 7.4人が新型コロナで死亡」となる。 年間で,少し多めに見積もって,せいぜい「10万人のうち 20人が新型コロナで死亡」──これを「新型コロナの死亡率は 20」と謂う──くらい。 これを,日本での死因別死亡率のうち,例えばつぎの数値と比較してみる:
インフルエンザウィルスはコロナウィルスではないが,「ただの風邪」の代わりにインフルエンザを「新型コロナ」と比べてみよう。 「インフルエンザの死亡率 2.7」──年間,10万人のうち 2.7人がインフルエンザで死亡──は,
2018年のインフルエンザの年間死亡数は,3323人なのである。 そして罹患者数は推計値で約1千万人となっている (厚生省「季節性インフルエンザり患者数の推計方法等の変更について」, 2018)。 これに対し新型コロナは,5月20日時点で
これらの数値を鑑み,そして
──死に至るのは,高齢者か持病持ち」 理は,後者にある。 かくして,国の指導者であれば,「新型コロナ」を「ただの風邪」と言うのが正しいのである。 ──右翼も左翼もへったくれもなし。 「パンデミック」プロパガンダ/デマゴギーの側についてきている者たちは,いまは賢げに「ただの風邪」発言をトンデモ扱いしている。 しかしだんだんと騙しがばれ,形勢が不利になる。 そして, 「自分は実は,ただの風邪扱いするのが正しいと思っていたのだ」と言い出すのである。 これまで何回も引いてきているが,また繰り返す:
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