Up | 「キャンセル 国が補償」の意味 | 作成: 2020-11-28 更新: 2020-11-28 |
「新型コロナ」を自分で考えられない者は,見掛けに騙され,病院の都合を専ら訴える「専門家」に騙される。 政府はこの類なので,簡単にブレる。 封じようのないものに対し「食い止める」を言い,「富岳」の飛沫シミュレーションがナンボのものかも知らないで,幼稚に「マスクの効果は,スーパーコンピュータで証明されている」を訴える。
政府がブレることは,新型コロナ特需を多彩に生むこととなった。 ブレる政府は,この度「Go To」を引っ込めてきた。 「アクセルとブレーキ」を宣言しているからは,こうなるわけである。 「Go To」や「キャンセル 国が補償」は,政府の支出を税金が財源と思っている者には,理解しにくかろう。 これは,「血税」で賄っているのではない (「血税」は既に死語である)。 これまで何度も論じてきたが,財政は無から造った金で賄う。 無から造る金であるから,基本,いくら造ってもよい。 政府の新型コロナ対策は,世の中を金でジャブジャブにして,大不況・恐慌を防ごうというものである。 「Go To」は,トラベラー・サービスではない。 《手当給付はだれにどれだけ給付したらよいかわからないので,トラベラーを使って給付する──給付すべき対象はトラベラーが的確に選んでくれる》──これが「Go To」の考え (方法論) である。 だから,極端な話,100%割引でも構わないのである。 100%割引にしないのは,「モラル」の問題が出てくるからである。 「キャンセル 国が補償」は,<トラベラーが選択してくれた手当給付先>への手当給付である。 だから,所期の手当給付なのである。 実際,もしすべてのトラベラーが旅行中のすべての出費を<予約>で組み,その<予約>が一括計算処理できる電子データになり,そして国民手当給付の電子システムができているとしたら,彼らに旅行してもらう必要もなくなる。 予約をすべてキャンセルにして「キャンセル 国が補償」にすれば,所期の手当給付が成ることになる。 「Go To」を自ら外した自治体では,自分が手当給付の対象を選ばねばならない。 手当要求の書類を出させ,これを審査して給付額を定め,そして給付するという手続きになる。 これをやると「不正申告」が出てくるが,事務はこれを一定割合のこととして折り込む。 マスコミは「不正申告」を事件にして騒ぐが,経済を知らないからである。 しかしマスコミが騒げば,警察行為を発動せざるを得なくなる。 こうして,この自治体の事務は忙しくなるばかり。 幼稚な首長を頂くと,職員は苦労する。 |