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徳島新聞, 2020-04-24
徳島県外ナンバーにあおり
「県内在住」と車用ステッカーも
徳島県の飯泉嘉門知事は24日の定例記者会見で、県外ナンバーの車に「暴言やあおり運転、投石、傷つける」といった差別的行為が発生していると指摘、行為をしないよう呼び掛けた。
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県によると「県外ナンバーに乗っていたら嫌がらせを受けた」と被害を報告する声の一方で「県外ナンバーが多い」との指摘など、ナンバーを巡り1日数十件程度の声が寄せられているという。徳島県は感染者が24日現在で計5人と少ない。
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読売新聞, 2020-07-20
「夜の街」立ち入り調査
コロナ対策 警察、風営法適用 政府方針
政府は、新型コロナウイルスの感染者が多数発生しているホストクラブなどへの対策を強化する。全国の警察が風俗営業法に基づき、各地の「夜の街」に積極的な立ち入り調査を行い、感染防止策を含む営業実態を確認する方針だ。
菅官房長官は19日のフジテレビの番組で、接待を伴う店としてホストクラブやキャパクラを挙げ、「どこに新型コロナの根源みたいなものがあるか分かってきたから、警察が足を踏み入れ、根源を一つ一つつぶしていく」と述べた。
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YAHOO! JAPAN ニュース, 2021-01-22
今度は「ウレタンマスク警察」
間近で怒鳴り声をあげてくる恐怖
新型コロナウイルスの感染拡大と共に、マスク警察や帰省警察をはじめ、SNSやメディアで「●●警察」と呼ばれる人々が登場した。いま再び「緊急事態宣言」が大都市圏を中心に発令されると、やはり「他人の行為が許せない」という人々の存在が増加の兆候を見せ始めている。
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読売新聞, 2021-03-18
米でアジアヘイト急増
殺人・暴行 「夜は一人で歩けない」
米国でアジア系住民に対する人種偏見を動機とするヘイトクライム(憎悪犯罪) や嫌がらせが急増している。
新型コロナウイルスの感染拡大で鬱積した米社会の不満が少数派のアジア系住民に向けられている形で、殺人事件も起きるなど社会問題化している。
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「ヘイト」は,「おまえなんかはこの世からいなくなれ!」である。
特に,「差別」とは違う。──実際,「女性差別」は「女性なんかはこの世からいなくなれ!」ではない (いなくなったら困るわけだ)。
「ヘイト」は,特異な者の話ではなく,普通の者──大衆──の話である。
上の記事のそれぞれで,大衆はヘイトする者に喝采を送っている。
表だってヘイトする者を,自分たちの代表として,応援しているのである。
──臆病・卑屈・卑劣は,大衆が大衆である所以である。
「ヘイトするな!」のことばは,ナンセンスである。
ゴキブリや雑菌やウイルスをヘイトする者に,「ヘイトするな!」を言っても無駄であるように。
その者がゴキブリや雑菌やウイルスをヘイトしなくなる道はただ1つ,ゴキブリや雑菌やウイルスのことを知る結果として,それらをリスペクトするようになることである。
しかし大衆はこの種の勉強はしないから,ヘイトする者であり続ける。
そして,マスコミや産業界や政治はいつも,大衆のヘイトを煽る側に回る。
これが彼らの商売になるからである。
またマスコミの場合だと,これが彼らのイデオロギーと合うからである。
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