Up | 大阪府知事御乱心 | 作成: 2021--04-20 更新: 2021--04-20 |
パニック行動の内容は,<逃避>である。 トラブルに対しパニック行動で応ずるのは,これが適応行動になるからである。 人間も生き物であるから,トラブルに対してはパニック行動で応ずる。 しかし人間の場合難儀なのは,システムにがんじがらめにとらわれる生き方を択んでいるために,<逃避>が成立しない。 この人間のパニック行動は,「藳をもつかむ」になる。 「藳」をソルーションと思うようになるのである。 システムを管理・運用する者は,システムトラブルを当たり前としてこれに対する者である。 プロがトラブルに際すると,「トラブルフィックス」を論理的に立てる。 一方アマチュアがトラブルに際すると,パニックになり,すがる先をただただ求めて結局「藳」をつかむことになる。 <論理的に考える>ということに,あたまが行かない。 そして,システムをさらに壊すことをやってしまう。 いまの大阪府は,アマチュアにシステム管理・運用を任せている会社のようなものである。 大阪府知事は,すっかりパニック状態で,「新規陽性者数」の意味・論理を考えることができない。 「街全体を止めるぐらいのことをやらなければならない」と言うとき,「街全体を止める」と「新規陽性者数」の関係についてはまったくの思考停止 (「白痴」) である。
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