Up <隔離入院>廃棄──「パンデミック」デマの終焉 作成: 2021-08-04
更新: 2021-08-04


      読売新聞, 2021-08-04
    「入院 重症者ら限定」に転換」
    感染急増地域 自宅療養を基本
     政府は2日、新型コロナウイルス感染者の療養方.針見直しを決めた。 感染者が急増している地域では自宅療養を基本とし、入院は重症者や重症化のおそれが強い人などに限る。 最近の感染急拡大による病床の逼迫を防ぐ狙いがある。
    ‥‥ 現状でも、入院対象となる感染者は重症または中等症の患者のほか、重症化リスクの高い高齢者や呼吸器疾患がある人などとなっている。 ただ、実際に誰を入院させるかは現場の自治体や医師の判断に委ねられており、軽症者が入院するケースもある。 ‥‥


    新型コロナを,「専門家」・マスコミは「パンデミック」と唱えた。
    彼らの商売はひとを驚かせることなので,こうなる。
    何も問題はない。
    商いは自由である。
    問題は,ひとが彼らに簡単に騙されることである。

    「専門家」・マスコミのことばに乗せられるのは,週刊誌に乗せられるのと同じである。
    しかし,政治も彼らに乗せられる。
    ざまあねえや」だが,政治とはもともとこんなもんである。
    ──政治をなにか上等なもののように考える方が,間違い。


    ウイルス感染症は,治療法が無い。
    ──病を治すのは,医者や薬ではなく,病の当人の体である。
    よって,「パンデミック」への対応は,感染者隔離である。
    感染者個々の隔離が不可能なときは,感染地域の隔離 (「ロックダウン」) となる。

    というわけで,国は<隔離入院>を立法した (「特措法」)。
    これは,「癩予防法」と同型である。


    新型コロナの<隔離入院>は,「病床逼迫」の事態になる。
    新型コロナは「ただの風邪」だからである。
    新型コロナの「病床逼迫」は,茶番である。
    しかしこの茶番は,延々と演じ続ける羽目になる。
    これが,「新型コロナ禍」の核心である。

    この度,<隔離入院>が廃棄されることになった。
    そしてこれは, 「新型コロナは隔離措置を要する感染症ではない」を実質的に宣言したことになる。
    なぜなら,陽性反応者の同居所は「濃厚接触者」となる者だが,彼らは──誰憚ること無く──通勤・通学等通常の生活をしてよいからである。

    新型コロナは,ここに晴れて,実際に適った位置づけ──せいぜいインフルエンザ並みの「ただの風邪」──に至る。


    しかし「専門家」・マスコミは,面目を潰された格好になった。
    彼らは,己を取り繕う (自分が流してきたデマをごまかす) のに躍起になる。
    どんなふうに躍起になるか?
    ここは観察のしどころである。


    癩が「隔離措置を要する感染症ではない」となるまでに,長い時間を要した。
    新型コロナも, 「隔離措置を要する感染症ではない」となるまでに長い時間を要する。
    その時間は,<引っ込みがつかない者たち>が引退するまでの時間である。