Up | 「新型コロナ」のソルーションの押さえ | 作成: 2020-11-15 更新: 2020-11-15 |
「新型コロナ」がいつまでも終わらないのは,感染者とは掘り起こすだけ現れるものだからである。 現在 (2020-11-15 時点),NHK を筆頭としてマスコミが喧しく「感染拡大」「第3波」をキャンペーンしているところである。 自治体が感染者の掘り起こしを拡大することで,こうなった。 まったく,世話はない。 新型コロナの死亡数の推移を見ると,新型コロナはインフルエンザよりもふつうの風邪 (ヒトコロナウィルス感染症) に近いことがわかる。 人にまんべんなく,そして一度に限らず罹るタイプの感染症である。 やれ抗体だ,やれワクチンだなどと騒ぐものではない。 死亡率も,たいしたことはない。 そして死亡者も,高齢者に偏っている。 「あなたとあなたの大切な人の命を守るために」のことばは,よくも捻り出したものである。 年寄りは,こんな歯の浮くことばでダシにされる存在に,落ちぶれているわけだ。 情けない限りである。 年寄りは,病気で死ぬものである。 癌で死ぬ,心不全で死ぬ,肺炎で死ぬ,等々があるうちで,新型コロナで死ぬが特別な死ぬになるわけではない。 死亡率を言うなら,癌は新型コロナの 100倍以上である。 年寄りをダシにしちゃあいけない。 話をもとに戻すが,「感染拡大」は,感染者掘り起こしを拡大すればこうなるというものである。 これで騒がねばならないのは,本来,病院だけである。 いまのシステムでは,無症状・軽症の者にも病床をあてがわねばならないからである。 病床のやり繰りにすったものだしなければならないから,「感染をくい止めろ」となるのである。 病院現場に同情すべきは,無症状・軽症の者にも逐一対応させられることに心底うんざりしているが口には出せない,というところに対してである。 国全体を覆うこの自縄自縛を,自分ではわかっていても抜け出せないのは,<周りに合わせる>で行動することを体質にしてしまっているからである。 <周りに合わせる>で行動する個の集団は,群飛のムクドリ集団や群泳のサンマ集団と同じで,堂々巡りをするばかりである。 「新型コロナ」での自縄自縛の様は,これである。 ひとは,<周りに合わせる>しかできない。 一部の「新型コロナ恐い」ヒステリー者を除いて,ひとは権威・権力が「ただの風邪だ,こんなことはもうやめよう」を言ってくれるのを待っているのである。 しかし,「権威・権力」の役に就いている者も,「ただの風邪だ,こんなことはもうやめよう」の声がどこからか出てくるのを待っているという どうにも救いのない絵図である。 しかしこれも,類的存在としてのひとの進化のうちである。 ひとは,これの他になるものではないということである。 いまの状況を,「こんな状況には滅多に遭えるものではない」と思うべし。 そしてこれをテクストにして,ひとが何物へと進化しようとしているのかを,勉強すべし。 |