Up ウイルス感染症は,皮膚感染症 作成: 2022-02-18
更新: 2022-02-18


    ひとは新型コロナを恐れて,パニックになるばかり。

    パニックという思考停止になるのは,ウィルス感染症が何かをまったく知らないからである。
    ウィルス感染症をイメージすることもできない。
    「恐い」ということばしか無い。
    「恐い」のことばに恐がって,パニックになるばかり。


    ウイルスは,ヒトの上皮細胞を自分の増殖に利用する。
    ウイルス感染症は,これに伴う体の現象を指すことばである。
    増殖に利用される細胞がこのとき損壊するので,「症」の語がつく。
    翻って,増殖に細胞が利用されることが被害にならなければ,そのウイルス感染には「症」の語はつかないわけである。

    ヒトの上皮にはつぎのものがあって,それぞれにウイルス感染症がある:
(絵を煩雑にしないために,泌尿器官・生殖器官は省略)


    ウイルスの侵入に対し,体は免疫反応する。
    この免疫反応の現象が「炎症」である。
    「炎症」の主要な内容は,「高熱」である。

      「高熱」は体が必要としているものであるから,解熱剤なんかで下げようとしてはならない。
      解熱剤もありは,ウイルスに侵入されていると勘違いした体が,免疫反応として自身を高熱にした場合である。
      ワクチン接種で「熱が出たら使うように」と医者が渡す解熱剤は,これに当たる。


    このように,新型コロナ感染症は皮膚感染症であり,その炎症は「皮膚炎」である。
    新型コロナウイルスに侵入されてなる炎症は,蚊に刺されてなる皮膚炎と同じ類である。

    ここで,ウイルスにとって細胞侵入はそんなに容易(たやす)いことではない。
    皮膚に取り付く蚊の場合を考えてみよう。
    もし皮膚に,蚊に寄生する微生物や巨大肉食系ダニがうようよしていたら,蚊は行動が著しく制限・抑制される。
    ウイルスにとって,取り付こうとする上皮はこんな状態である。
    そこは,「常在微生物叢」と呼ばれるジャングルである。
    行動は著しく制限・抑制される。


    一方,医事薬事利権は,ひとに「無菌」を正義だと教える。
    そして,つぎのように思わせる:
     「 丸裸の細胞にウイルスが侵入する。
    こんなウイルスを撃退する方法は,ワクチンで体に抗体をつくらせることであり,薬でワクチンが細胞内で繁殖できないようにすることである。

    ひとは,医事薬事利権の者たちを,正義の者たちだと思っている。
    彼らを,正しいことを教える者たちだと思っている。
    よって彼らが言ってくることは,そのまま信じる。

    こうして大衆は,医療・薬という人為だけが人をウイルスから守る,と思う者たちである。
    医事薬事利権は,こうして安泰・繁栄を得る。
    ──「何事も大衆教育 (洗脳) から」というわけである。