Up 効かないワクチン・薬が絶対なわけ 作成: 2022-01-16
更新: 2022-01-16


    現前の新型コロナワクチンは,初期株がターゲットである。
    その株は既に2年前のものである。
    ワクチンは対象にしている株に特化しているものなので,これの接種でつくられる抗体は いまの変異株には効かない。

      NHK, 2021-01-05
    東京都 オミクロン株感染者 約7割はワクチン2回接種済み
    東京都内で4日までに、オミクロン株の感染が確認された55人のうち、およそ7割は、ワクチンを2回以上接種していた人で、都は「接種を済ませていても油断せず、対策を徹底してほしい」と呼びかけています。
    東京都内では4日までに合わせて55人が、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが確認されています。
    都が、この55人について、ワクチンの接種状況を調べたところ、67%にあたる37人は、2回の接種を済ませていたことがわかりました。
    また、3回接種していた人も1人いたということです。
    一方、1度も接種したことがない人は15人、1回接種していた人は2人でした。
    都は「ワクチンを接種していてもオミクロン株に感染するリスクがあることが明らかになっている。接種を済ませている人も油断せず、感染防止対策を徹底してほしい」と呼びかけています。

      東京新聞, 2021-01-13
    感染者の6割がワクチン2回接種済み
     厚労省によると、12日までの1週間の全国の新規感染者数は約5万2000人で、前週の8.5倍に。
    座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は「これまでに経験したことのない速さで新規感染者数が増え、オミクロン株への急速な置き換わりが進んでいる地域もある。今後、医療提供体制が逼迫する可能性に留意する必要がある」と指摘した。
     国のシステムに10日までに登録されたオミクロン株の感染者 817人を感染研が分析したところ、20代が32%で最も多く、30代と40代がそれぞれ16%。60代以上は9%だった。
    感染者の60%がワクチンを2回接種済みだった。
     重症者はおらず、軽症が 62%で中等症が 0.7%。ほかは重症度の登録がなく確認できなかったという。
     症状としては、7割近くが発熱を訴え、せきがあったのは4割強。頭痛と全身の倦怠感があった人がいずれも2割強で、味覚や嗅覚の障害を訴えた人はほとんどいなかった。


    一方,政府は「3回目接種」に前のめり。
    なぜか?
    政府は,新型コロナ封じに対策している形を見せなければ,大衆の支持を失うと考える。
    新型コロナ封じに対策している形は,もう「ワクチン」と「薬」しか残っていない。
    だから,これを政策にするのみ。

    幸い,大衆はまだ,ワクチンが効かないものだとは思っていない。
    まだ騙されたままでいてくれている。
    そしてマスコミは,これまでさんざんワクチン接種を煽ってきて引っ込みがつかない(てい)から,「3回目接種」を支持する大見出し記事をつくってくれる。


    馬鹿馬鹿しい限りだが,しかしこれが人の営みというものである。
    営みというものは,その都度作為していかねばならないのである。
    政治・経済の中身は,これである。

    実際,「3回目接種」を大衆は歓迎する。
    そして医事薬事業界・利権に流れる膨大な金は,回りまわって市中に流れ,経済効果──景気の支え──になる。
    四方八方めでたしめでたしというわけである。


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読売新聞, 2022-02-15




読売新聞, 2022-02-16