Up | 「新型コロナ」幕引きの政治手法 | 作成: 2022-09-08 更新: 2022-10-12 |
この馬鹿な戦争のおかげで,日本の経済はさらにおかしくなった。 いまは,政府がいよいよもってこの馬鹿な戦争を終わらさねばならない,という局面である。 この馬鹿な戦争が終わる形は,ただ一つである。 即ち,新型コロナが「ただの風邪」(インフルエンザ並み) になることである。 政治が馬鹿な戦争を終わらせようとするとき,いちばんに考えることは「面子」である。 馬鹿な戦争が終わるとき,これは「馬鹿な戦争」として終わる。 「馬鹿な戦争」ということになると,世の中は面子を潰される者でいっぱいになる。 面子を潰されるのは,マスコミ・政治家・専門家に限らない。 それどころか,「馬鹿な戦争」に高揚してきた大衆が,面子を潰される筆頭者になる。 大衆は,馬鹿な戦争が終わることは歓迎するが,それが「馬鹿な戦争」として終わることは望まない。 政治は,この<馬鹿な戦争が「馬鹿な戦争」として終わることで自分が馬鹿者になってしまう者たち>のことを考えねばならない。 彼らの面子を,考えねばならないのである。 彼らの面子をどうでもいいことにすると,馬鹿な戦争は終わらせられない。 こうして,馬鹿な戦争を終わらせる政治手法が,自ずと決まってくる。 それは,《時間を十分にかけて施策を少しずつ浮上させる》である。 マスコミ・政治家・専門家そして大衆には,「政府の施策をまあ受け入れてやるか」の優越感に導いてやる。
実際,これがいまの世の中の風潮をつくっている。 以下,ここしばらくの《時間を十分にかけて施策を少しずつ浮上させる》を,読売新聞の記事で追ってみる: |