Up 騙される→指導する→引っ込みがつかない 作成: 2020-05-06
更新: 2020-05-06


    騙されるとは,ウソをホントと思うことである。
    騙された者は,ホントをひとと共有しようとして,ひとにこれを教える。
    指導的立場の者なら,不明の員たちをホントへと導こうとする。

    これを行った者は,ホントと信じてきたものが実はウソだとわかったとき,具合が悪いことになる。
    ひとに対し偉そうにしてしまったからである。
    ウソを教えまた指導したことでひとに被害を与えているときは,さらに具合が悪いことになる。

    この者は,いまさら「ウソでした」は言えないの思いになる。
    自分を,<引っ込みのつかない者>と定める。
    こうして,なんとかごまかそうとする者になる。

    騙されて・騙す (ホントと思ってひとにウソを教える/強いる) のは,よくあることである。
    これは<失敗>のうちである。
    しかし,ごまかしとなると,<犯罪>の部類になる。
    実際,ごまかしをする者は,確信犯の(てい)になるわけである。