Up | 「消毒」 | 作成: 2020-07-07 更新: 2020-07-07 |
「本当にどこまで必要なんでしょうか」 この疑問に,「専門家」は答えられない。 「専門家」とはこの程度のものである。 わかっていないのに,テキトーなことをしゃべる。 肝心なところになると,姿を隠す。 「感染対策」を強いられる現場は,「専門家」のテキトーなことばを渡されて,「感染対策」の行動を自分たちで創作する。 創作のスタートは,ウィルスの存在をどんなふうに考えるかである。 まったくわからないから,想像するしかない。 どんなふうに想像したか。 「見えない害虫」「見えない汚れや埃」である。 こうして,「感染対策」の行動は,「見えない害虫」処分,「見えない汚れや埃」除去になる。 「裸の王様」で,詐欺師は王様の着物をつくるふりをする。 着物が見えない者は愚か者ということになるので,ひとは詐欺師のそのふりに対し,すばらしいと褒めそやす。 新型コロナの「消毒」ドタバタ劇は,これである。 こんなわけだから,「科学の時代」みたいなことを言われたら,「ちゃんちゃらおかしいぜ」となる。 よくよく吟味すべし。 科学者の営みと肝心なことの間には,とてつもない隔たりがある。 この隔たりのスケールでは,科学者なんぞは頭のわるい大学生がそのまま年を食っただけのものである。 |