Up 年齢群別死亡数──2020-07-15 まで 作成: 2020-07-30
更新: 2020-07-30


<10 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80<
陽性者数 (累計) 409 655 4987 3650 3236 3210 2143 1882 1968 22140
死亡数 0 0 1 4 14 33 101 268 556 977

    死亡数 (累積) 推移:
<10 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80<
4月17日まで 0 0 0 2 2 6 18 46 79 153
5月05日まで 0 0 0 2 8 16 42 97 216 381
6月17日まで 0 0 0 3 9 18 69 176 367 642
7月15日まで 0 0 1 4 14 33 101 268 556 977

    比較:季節風インフルエンザの死亡数推移
死亡数 累積
2018 11 13 13
12 95 108
2019 1 1685 1793
2 1107 2900
3 258 3158
4 96 3254
5 52 3306

    以下,注釈。

    (1) 死亡の症状
    死亡者は,高齢者・基礎疾患者に偏る。
    これは,体の機能が不全な者が死亡するということである。

    死亡症状は,体の免疫機能の暴走 (サイトカインストーム) である。
    ウィルスの駆除が成った後のステージで,重篤化し死亡する。

    ウィルスがやっていることは繁殖である。
    これに過剰に反応する体が,己を壊し死なせるところまで行ってしまうというわけである。

    ウィルスを駆除できるのは,体である。
    ──ウィルスに対する薬は存在しない。( 「抗ウィルス薬」とは)
    医者の治療は,ウィルスが相手ではない。
    医者の治療の相手は,ウィルスを駆除した後もなお暴走する体である。


    (2) 「ただの風邪」
    新型コロナは,死亡者が高齢者・基礎疾患者に偏る。
    ふつうは,感染しても無症状ないし軽症で済む。
    これは,新型コロナが「ただの風邪」ということである。

    念のため:
    「ただの風邪」は「死ぬことのない風邪」ではない。
    「体に特に問題がない者は無症状ないし軽症で済む風邪」である。


    (3) 新型コロナの死因別死亡数ランキング
    「2018年死因順位別死亡数」の表 (厚労省「平成30年(2018) 人口動態統計月報年計(概数) の概況」) の中に,新型コロナを位置づけてみる。

    新型コロナのいまの死亡数は1000を超えたところだが,(まあ大きく譲って) 仮に年間1万人くらいまでいくとしよう。
    表が用いている「総人口:1億2421万8千3百」に合わせて,1万2422人とする──これは日本人の1万人に1人が新型コロナで死ぬということ。
    このとき,つぎのようになる:
    順位 死因 死亡数
    1 悪性新生物(腫瘍) 37万3千5百
    2 心疾患 20万8千2百
    3 老衰 10万9千6百
    4 脳血管疾患 10万8千2百
    5 肺炎 9万4千7百
    6 不慮の事故 4万1千2百
    7 誤嚥性肺炎 3万8千5百
    8 腎不全 2万6千1百
    9 認知症 2万0千5百
    10 自殺 2万0千0百
    ‥‥‥‥
    新型コロナ 1万2千4百
    インフルエンザ 3千3百

    この程度のランキングのものに,国民あげて「自粛」に入り,生活・経済を破綻させてしまう。
    知るべし──ひとの知性とは,このくらいのものである。