- 反応シートのしくみ
- 検体を反応シートの試料滴下部位に滴下する。
試料滴下部位には,赤色標識抗体 (抗原にくっつく物質) がある。
- 抗原があれば,赤色標識抗体と結合し、免疫複合体を形成する。
- 免疫複合体と,免疫複合体を形成しなかった赤色標識抗体が,毛細管現象により移動する。
- 免疫複合体は、反応シート上の固相化された捕捉抗体に捕捉され、赤色判定ラインを形成する。
免疫複合体を形成しなかった赤色標識抗体は、固相化されたコントロール抗体に捕捉され,赤色コントロールラインを形成する。
後者は,プロセス終了の指標となる。
- 赤色判定ラインと赤色コントロールラインの目視により、抗原の有無を判定する。
BD「テストメイト ラピッド ピロリ抗原 FAQ」より
- 信憑性
- PCR検査に比べ精度が劣る。
──重症患者で使用することを想定
- 「精度が劣る」の意味
- 赤色判定ライン形成の「免疫複合体」が,対象にしているウイルス由来でない可能性がある。
- 赤色判定ラインの有無は,0か1ではない:
HAMAMATSU「イムノクロマト法とは | イムノクロマトリーダ」から部分引用:
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