Up 自粛管制 : 要旨 作成: 2020-04-23
更新: 2020-04-23


    自粛管制は,戦時体制である。
    翻って,自粛管制で起こる/起こっている/起こるであろうことは,過去の歴史から学ぶことができる。
    「温故知新」というわけである。


    戦争は,戦争目的のために,良識・生活・経済・財政を犠牲にする。
    これは本末転倒になっている。
    狂気の沙汰である。
    戦争は狂気がするのであり,狂気がするから「戦争」なのである。

    ひとの知性・理性は,ひどく脆いものである。
    ひとは,いつも退行しようとしている。
    脳がそんなふうにできているのである。(知性・理性の根拠は大脳皮質だが,それは文字通り「脳の皮」に過ぎない存在である。)
    そして災難時には,退行が集団的に起こる。
    これがパニックである。
    狂気がひとを支配する。

    狂気は,自分を狂気とは思っていない。
    正気のつもりである。
    それどころか,自分を一等級の知性・理性と定めている。

    「災難の収拾」は,この狂気が考えることになる。
    そして狂気は, 「災難の収拾」を<戦争>にする。


    「医療崩壊」を防ぐために,良識・生活・経済・財政を犠牲にする。
    これが「新型コロナ」で起きていることである。
    ひとはパニックに陥り,「新型コロナの収拾」を<戦争>にしたのである。