Up <個体/主体>の安定・不安定 作成: 2015-01-18
更新: 2017-10-19


    <自動>の修飾が起こるとき,<個体/主体>が現れる。
    <自動>の修飾が起こるときが,<個体/主体>が現れるときである。

    「<自動>の修飾」は,<行動>である。
    そこで,<個体/主体>は,<行動>が継続している間だけ継続しているものである。


    「継続的」には,つぎの下位カテゴリーが考えられてくる:
      • 「安定的」
      • 「不安定的」
    <個体/主体>の継続は<行動>の継続であるから,「不安定的」は「<行動>の統合の失敗」の意味になる。

    こうして,「<個体/主体>の安定」の内容は,<行動>の安定である。
    「安定」は<個体/主体>の要件であるから,<個体/主体>には<行動>を安定にするしくみが具わっていることになる。
    <個体/主体>をこのしくみにおいて<生命体/能動体>一般から差別化するとき,このしくみとは,象徴的に,「脳」である。