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Dawkins (1989), p.75
多くの植物は吸着根をのばして無性的に繁殖する。
このような場合には、繁殖というより成長といいたくなるが、考えてみれば、成長も無性生殖も単なる体細胞分裂によっておこるのだから、いずれにせよこの両者の間にはほとんどちがいがない。
ときによると、無性生殖によって繁殖した植物が「親」から離れることがある。
またある場合には、たとえばニレの木では、吸着根がそのまま残ってつながっている。
実際、ニレの森全体を一個体と考えることもできるのである。
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- 引用文献
- Dawkins, Richard (1989) : The Selfish Gene (New Edition)
- Oxford University Press, 1989
- 日高敏隆・他[訳]『利己的な遺伝子』, 紀伊國屋書店, 1991.
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