Up https クライアント証明書とは何か? 作成: 2024-11-01
更新: 2024-11-01


    通信をすることは,その通信のプロトコルに従って通信することである。
    こうして通信ネットワークは,「通信のプロトコルに従って通信する者」がユーザになる。

    WWW は,http を通信プロトコルとするネットワークとして開始した。
    これがいま,https を通信プロトコルとするネットワークに変わってきた。
    即ち,https プロトコルを要求するウェブサーバが,WWW を席巻するようになった。
    WWW を使うためには,http から https に改宗しなければならない。

    https への改宗を示すものは,https クライアント証明書である。
    ひとはこれを意識しないで済む。。
    https 通信のアプリケーションはウェブブラウザであるが,これは https クライアント証明書を同梱している。
    ブラウザが https で WWW にアクセスするときは,その都度証明書の提示をしているのである。


    証明書は更新される必要がある。
    これも,ウェブブラウザが自動的にやっている。
    こうして,自分のネット端末は WWW を使えている。

    翻って,ネット端末は,OS のサポートが終了し,そしてそのことでブラウザがサポートを終了すれば,WWW を使えなくなる。
    経年PC は,この場合になる。