Up 基本ソフトの更新は「ソースからビルド」 作成: 2024-10-28
更新: 2024-10-28


    経年 Linux コンピュータでは,実行ファイルの更新は,少し上のバージョンのインストールになる。
    バージョンが新しいのは,OS と合わないからである。
    よって,「ソースからビルド」がインストールの形になる。

    バージョンが高過ぎるとダメなのは,Cコンパイラ gcc のバージョンとも関係している。
    gcc が旧いと,インストールの make のところで,エラーになる。
    gcc が想定していない syntax を,インストールプログラムが使っていることが,原因である。

    ちなみに,わたしの Linux コンピュータの gcc は,バージョン 4.1.2 (2008-07--04) となっている。

      # gcc --version gcc (GCC) 4.1.2 20080704 (Red Hat 4.1.2-52) Copyright (C) 2006 Free Software Foundation, Inc. This is free software; see the source for copying conditions. There is NO warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.

    gcc もバージョンアップすればよいのだが,これは失敗すると目も当てられない。
    「張りぼてをそっと持ち上げる」──これが経年 Linux コンピュータ使用の要諦である^^;