Up BSアンテナのコンバーターの電源 作成: 2024-09-30
更新: 2024-09-30

      あさひアンテナ「BS/110度CSアンテナには電源が必要?」から引用:
    BS/CSアンテナにはなぜ電源が必要となるのか?
    ‥‥‥ 衛星放送では、静止衛星から宇宙空間を経由して地上までの遠距離を送信されるため、電波の中でも周波数帯が高く、直進的に地上まで届きやすい12GHz帯が使用される ‥‥‥
    12GHz帯の電波は、周波数帯が高すぎることから、そのまま同軸ケーブルで送信すると、ケーブル途中での減衰(電波レベルの弱まり)量が大きくなって、テレビなど受信機器の側まで正常に送信できなくなるのです。
    そのため、まずBS/CSアンテナにおいて、12GHz帯の電波をコンバーターに集めた後、コンバーター内で、テレビ電波として扱いやすいMHz帯の周波数帯に変換します。その後、同軸ケーブルにて、アンテナ配線部を経由し、住宅内のテレビ機器に設置された、BS/CSチューナーへと届けられます。
    この周波数帯の返還により、屋内のテレビなど受信機器で衛星放送を視聴できることになりますが、コンバーターは電波の周波数帯を電気的に変換する電子機器であるため、作動のためには電源が必要なのです。

    BS/CSアンテナに電源を供給する方法とは?
    ‥‥‥アンテナケーブル(同軸ケーブル)が、コンバーター側に電源を供給する役割もはたしています。‥‥‥
    ブースターが設置されていない、またはブースターからBS/CSアンテナに給電されていない場合は、テレビ、レコーダーなどの「BS・110度CS-IF入力端子」に接続されたアンテナケーブルから、BS/CSアンテナ側へと、アンテナケーブルをさかのぼる形で給電することになります。‥‥‥
    テレビなどの機器側で、BS/CSアンテナの「電源設定」を的確な内容で行う必要‥‥‥
    機器のリモコンを操作して、設定画面を表示し「アンテナ設定」「衛星放送(BS/CS)」などの項目を選んでボタンを押してゆき「電源設定」などの設定画面を選択‥‥‥
    オン(入)
    この設定では、テレビなど機器側の電源が入っている際には、常にBS/CSアンテナへと電源の供給を行うことになります。
    オート
    これはテレビなど機器側の電源が入っている場合に、機器側が自動的にBS/CSアンテナへの給電を行うことが適切であるかを判断して、給電するか否かを決定する設定です。‥‥‥
    BS/CSアンテナへの過給電を防ぐため、この設定が推奨されます。
    [過剰な給電は、ショートなどのトラブルを起こす可能性がある]
    ただ場合によってはテレビ側の自動判断がうまく機能せず、テレビ側でBS放送、CS放送のチャンネルに合わせても、BS/CSアンテナに電源が供給されないため、BS、CS放送が映らないこともございます。
    この場合は、電源設定を「オート」から「オン(入)」に変更すれば、ほとんどの場合は正常に視聴できるようになります。


    「オン・オフ・オート」は,つぎのように定義される:
       「オート」:  BS放送を見ているときに、アンテナに電源を供給。
    (電源がオフのとき,地デジを見ているとき, HDMI 経由で DVD の映像を見ているときは,供給しない。)
     「オン」 :  電源オンのときに,アンテナに電源を供給。
    (電源オフのときは,供給しない。)
     「オフ」 :  アンテナに電源を供給しない。
    しかし,DVD の「ON」には,つぎが内容のものもある:
      本体の電源のオフ・オンにかかわらず,つねに電源を供給