Up オフサイト型の独自避難生活地 作成: 2024-02-13
更新: 2024-02-13


    オフサイト型の独自避難生活については,たいして論じることはない。
    ことさら不便な暮らしを選ぶことにはならないからである。

    独自避難生活場所は,独自避難生活の目的だけに設けるのはもったいないから,いろいろな活用を考えて設けることになる。
    そこで,場所の選択は,<いろいろな活用の実現>と<いろいろな活用の実現のために許容すべき不便>と<出費>のトレードオフである。


    生活は「隔世的」であるから,交通機関へのアクセスの便などは考慮するものではない。
    実際,「ど田舎」(辺地) でよい。
    よって,場所さがしはそんなに難しくはならない。

    いま地方は,どこも限界集落化が進行していて,移住してくる者を募っている。
    ネットには「空き家バンク」の名で,仲介業サイトがいろいろある。
    場所さがしは,このシステムを利用することになる。


    場所の用途を届け出るときは,「テレワーク」のことばが便利である。
    避難先として確保している間は,ここには不定期に訪れることになるが,それは「テレワーク」の(てい)になる。
    そして避難のときは,実際にテレワークするところになるからである。