Up | 薪の劣化 | 作成: 2024-02-16 更新: 2024-02-17 |
しかしこの場合は,林ないし山を持つ必要がある。 よって,値段には目をつぶり,薪を大量に買って積んでおくというのも,ありとなる。 しかし今度は,薪の劣化を考えると気が気でない。 薪は,劣化するのである。 先ず,有機成分の自然酸化によって,燃え分が減っていく。 炭素の割合が増えるわけなので,「炭化劣化」がこの劣化の表現になる。 つぎに,各種生物による物理的分解・化学的分解がある。 後者は「腐朽」と呼ばれる。 そして,薪を戸外に積んでいれば,風化がある。 「ひびがはいり崩れ落ちる」が微小スケールで進行する。 小屋に収納するようにすれば,劣化は緩やかになる。 ただしその小屋は, 独自避難生活の段になったときに壊れていないことが条件である。 よって,パネル組立式の廉価な物置をこれにあてることになる。 |