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系更新とエントロピーの関係 : 要旨
作成: 2017-07-02
更新: 2017-07-06
ひとが対象化する系は,対象化に値する系である。
「値する」の要件の一つに,存在の持続がある。
系は,「エントロピー増大則」に従う。
そしてこの意味は,「系は,何もなされなかったら,不活性に至る」である。
系にとって「不活性」とは<死>のことである。
したがって,「存在が持続する系」は,背理である。
実際,「存在の持続」は見掛けであり,実際に起こっていることは「系の更新」である。